地盤改良工事 いくらかかる?
地盤改良工事って、建築会社の見積り対象外になっているのが一般的かと思います。
いくらかかるか、心配ですよね。
地盤って、もともと昔から人が住んでいるようなところだと、しっかりしている事が多いそうです。逆に、最近人が住み始めたようなところで、海や沼を埋め立てたところだと地盤は弱い事が多いという事です。
とはいえ、地中深くなので調査してみないとわからないという事で、それによって地盤改良費も大きく変わってくるので、結果が出てくるまで不安なところです。
これから、土地を探す方はわざわざ悪い土地を選ぶ必要性はないので、ハザードマップを確認して安心な土地で、かつ、昔はどのような土地だったのかを調べて地盤が良さそうな土地を購入するのが良いと思います。
当然、大地震が発生した際の揺れやすさも地盤によって変わってくるので、地盤改良工事費だけでなく、地盤の良い土地を買うという事は地震対策にもなるわけです。
さて、ローライの地盤調査結果ですが、要地盤改良でした。
地盤改良なしを期待してたのですが、3階建てですし、基本的に地盤改良が必要となるケースがほとんどと聞いていたので、まぁ、しょうがないよなぁと思いました。
そこで、地盤改良工事の会社6社から見積もりを取って頂きました。結果、70万円〜113万円と大きくバラバラの結果が出てきました。
工法や保証期間もそれぞれ異なるので、メリット・デメリットを比較して検討するのが良いと思います。
最初、ローライはハイスピード社の柱状砕石パイル工法を選定したのです。
柱状改良工法だと、土地に地盤までセメントで柱のようなものを何本も指すようなイメージとなるので、土地を売る時に撤去費用がそれなりに発生するという事でしたが、柱状砕石パイル工法は土地に砕石を埋め込んで地盤を固めるという事なので、撤去が不要というのがメリットでした。
将来的に家を売る事を視野に入れていますので、将来の資産価値を重視するという選択です。
ところが、建築確認申請の際にお役所の許可が出ないという事で、許可が出るまでに時間がかかる様子でしたので、断念して柱状改良で別の会社さんへお願いする事となりました。
結果として、一番安いところを選定しましたので、地盤改良費は20年保証で70万円となりました。
ということで、
地盤改良にかかった費用は70万円でした。
もともと、予算として150万円をみていたので、80万円がういたかたちにはなりますが、70万円は結構な金額がかかるなぁというのが正直な感想です。
という事で、地盤改良って建築会社が懇意にしている業者の見積もりでそのまま、『わかりました』ってなりがちだと思いますが、相見積もりを取ると、各社工法、保証期間、見積もり等が異なってくるので、地盤改良をする際は建築会社にいくつか会社を指定して相見積もりを取ることを依頼するのがオススメです。
それでは。